JCWA 全国菓子卸商業組合連合会
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事業計画案
平成22年度事業計画案

I. 基本方針

平成22年度の国内景気の動向は、物価が供給超過の下で、マイナス幅が縮小するものの緩やかな下落が続き、失業率は高止まります。国政では政権交代により、景気浮揚策として、子育て、雇用、環境、科学、技術などの大型予算の取組みがあり、国内総生産の実質成長率は、1.4%(名目0.4%増)程度と3年ぶりのプラス成長が見込まれている。しかし、先行きのリスクとして、雇用情勢の一層の悪化、デフレ圧力の高まりによる需要低迷、海外景気の下振れ、為替市場の動向等に留意する必要があります。
これら錯綜する経済状況下で、菓子卸を取り巻く情勢は、寡占化していく小売業の営利要求圧力や卸業同士の競争の激化、大手メーカーの取引制度変更などにより、厳しい経営が続いております。
こうした状況下で、菓子卸業界は、価格政策、取引問題、卸間の過剰競争、PB・SBのシェアー拡大など薄利傾向にある市場への的確な対応を行うとともに、キメ細かな卸機能強化、人材育成、商・物情報ネットワークによる営業力の増強等一層の企業体質の強化が必要になっています。
当連合会としては、組合活動の範囲を超越することなく、取引き問題の改善へ流通委員会が、WT(流通問題改善ワーキングチーム)の総意を実現に向けて進め、消費の低迷へ需要喚起対策委員会が生販一体となって取組んでいる広域プロモーションや地域キャンペーン等のキメ細かな菓子の需要喚起対策に努め、菓子市場の一層の活性化を狙います。また、業界の情報標準化には、総合システム委員会が、生販一体となって「e−お菓子ねっと」の機能強化と普及推進に努めて、流通の効率化向上を目指し、望ましい流通を確保し得るための方策を図ります。
なお、毎年継続して行っている菓子統一伝票・統一バインダー等の効率化共同事業拡大への取り組みも行います。

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II. 具体的な事業計画
1. 指導教育事業
  (1) 取引の適正化、品質表示等に係る法令、通達等に関する指導、教育
  (2) 情報システム、物流の高度化・合理化等に関する研修会の開催
  (3) 官庁・行政・業界他セミナー・研修会の開催の案内
2. 情報提供事業
  (1) 菓子卸売業に関する情報、法令通達等行政に関する情報資料の収集及び提供
  (2) 行政当局への建議、陳情
  (3) 関係業界、団体との交流、情報交換
3. 調査研究事業
  (1) 商取引慣行の改善、是正対策
  (2) 小売業からの負担増(例:センターフィー、他リベート)に対する対策
  (3) 日付・原料・産地表示対策並びに返品防止対策
  (4) 電子商取引、情報通信ネットワークの活用等流通業務効率化対策等
  (5) 菓子流通環境視察研究
4. 菓子の需要喚起対策事業 
  (1) ブロックごとの菓子需要喚起対策事業への支援、協力
  (2) 関係メーカー団体の広域需要喚起対策事業への協力
5. 共同経済事業
  (1) 菓子統一伝票類の共同斡旋事業の拡充、強化
  (2) 商品マスター登録申請書の啓発普及
  (3) 統一バインダーの製作、配布
6. 福利厚生事業
  (1) 慶弔見舞金規定に基づく事業等の実施
  (2) 退任役員表彰
7. 物流合理化、情報化事業
  (1) 改訂物流大綱に基づく物流合理化対策の情報収集、提供
  (2) e-お菓子ねっとの普及推進とWEB−EDIのPR
  (3) 流通システム開発センターが進める流通BMSの普及推進への協力
  (4) 全国システム実務者研修会等の開催
8. その他
  (1) 会員組合組織のない地域の卸企業の賛助会員への加入促進
  (2) 今年の総会同日に60周年記念式典を開催する
  (3) 総会採択事項の実施
  (4) 連合会ホームページの運営
  (5) 日本卸業協会と連携してリテールサポート研修会初級・中級の開催を予定
  (6) 法令改訂による定款変更
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